30代からの医学部学士編入合格への道

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婚活事件簿〜フェリーチェ担当者Dさんとアヴェニュー担当者Xさんは何者か？

前回はアヴェニュー東京への仮入会、IBJ（日本結婚相談所連盟）での活動についてお話ししました。 依然として厳しい状況は変わらず、お見合い申し込み全53件中、成立4件、成立率7.5%という厳しい数字で、 お見合い申し受け中、3人にOKを出し、お見合い成立は全7件でした。

その7件のお見合いの具体的な状況については後にページを割いて詳しく説明しようと思っていますが、 一言で言えば厳しいものでした。 お見合い成立率、お見合い成功率いずれも厳しい数字で成婚にはほど遠い状況なのですが、同年齢・同スペックの医師が お見合い申し込みが次々にきて選び放題という記事や動画をホームページやYouTubeで見るにつけ、 何故、僕だけがこんなに厳しい状況なのか、その理由は何なのか、僕自身に何か致命的な欠陥でもあるのか、 という質問を、フェリーチェの担当者Dさんとアヴェニューの担当者Xさんにそれぞれメールで送ってみました。 その結果、驚くべきことが起こりました。

まずフェリーチェの担当Dさんからの返答のメールが、スパム判定されて迷惑メールフォルダに届きました。 これにまず驚きました。メールの送り方に何か通常ではない方法を使ったか、 メールの本文あるいはヘッダー情報を送信中に書き換えた（改ざんした）可能性、成りすましの可能性などが考えられるでしょうか。

次にメールの中身そのものに関してですが、 何とこの2人から返ってきた返答が、内容的に酷似しているだけでなく、言い回し、言葉の選び方、助詞の使い方のミスに 至るまで同一だったのです。僕はこれとは別の機会に、 「DさんとXさんのお2人は普段連絡をよく取り合っているのですか？」とメールで質問したことがありますが、 2人は担当しているコースも異なるので、普段のやり取りは全くないという返答でした。 従って、この2人が示し合わせて同じ内容のメールを送ったという可能性はないと考えられます。

そこで、この2人の担当者からのメールの中で、問題の部分を抜粋して貼り付けます。 2人の担当者から掲載の許可は取っていませんが、その手口があまりにも悪質であるため、 あえて許可を取る必要はないと判断しました。 皆さんもこの2人のメールの内容、言い回しをよく見比べてみて下さい。

フェリーチェ担当者Dさんからのメールから〜
一回り以上違う年齢の方とのお見合い成立にはそれを覆せるだけの他の魅力が必要となります。（経済力、容姿、居住地）
（中略）
〇〇様と同年齢で、お見合いがよく成立する方は、ご容貌がご年齢より若々しい方、東京在住、年収が高い方です。
頻繁に成立とはいかなくとも、女性の年齢、学歴、出身地などに拘らない方は、お見合いに成立しています。

アヴェニュー担当者Xさんからのメールから〜
一回り以上違う年齢の方とのお見合い成立には医師というだけでなくそれを覆せ
るだけの＋アルファが必要となります。（経済力、容姿、お住まい）
〇〇様と同年齢で、年齢差のあるお見合いが成立する方は、ご容貌が若々しい
方、東京在住、年収が高い方です。
女性の年齢、学歴、出身地などに拘らない方は、お見合いに成立しています。

2人のメールがどれほど酷似しているかを分析
まずDさんからのメールとXさんからのメールの抜粋部分は、ともに「一回り以上違う年齢の方とのお見合い成立には」 という全く同一の言い回しで始まっています。 「それを覆せるだけの他の魅力」（Dさん）、「それを覆せるだけの＋アルファ」（Xさん）、これは言い回しは違いますが内容はほぼ同一です。 「ご容貌がご年齢より若々しい方、東京在住、年収が高い方です。」（Dさん）、「ご容貌が若々しい方、東京在住、年収が高い方です。」（Xさん） これは「ご年齢より」という部分を除けば全く同一です。 最後の一文、「女性の年齢、学歴、出身地などに拘らない方は、お見合いに成立しています。」はDさんとXさんで 一文字も違わず完全一致です。 「こだわらない」というのは漢字変換する人の方が圧倒的に少ないため、「拘らない」が一致するのは 同一人物である可能性を非常に高める情報です。そして決定的なのは「お見合いに成立しています」 という「に」という助詞の使い方のミスまで一致しています。（正しくは「お見合いが成立しています」です）

ここまで一致していれば、誰が何と言おうと、フェリーチェの担当者Dさんとアヴェニューの担当者Xさんは 100％の確率で同一人物と判定されます。

これらのメールがDさんとXさんから送られてきたのは、2022年6月下旬と婚活のかなり早い段階で、 この時点でこの2人が同一人物であることは分かっていたのですが、 一応、DさんもXさんも僕に対しては別人という「体」で僕とやり取りをしていたわけですので、 その当の本人たちに「あなたたちは同一人物ですよね？」、「成りすましですよね？」と 質問するのは野暮というもので、否定されるだけであることは分かり切っていましたので、 あえて騙されたふりをして怒りをぐっとこらえて、相手がさらにボロを出す瞬間を待ち構える方針としました。

DさんとXさんのメールの内容について〜間接的にダメ医者認定しているが
ここまではDさんとXさんのメールの言葉遣いやミスについてその不自然なまでの一致点、つまり形式について説明してきました。 今度はメールの内容についても言及したいと思います。 婚活市場においては、僕と同じスペックの医師は15歳年下の女性、大卒の女性とお見合いが組めると言われています。 この2人が指摘しているのは、主に僕の年齢と居住地ですが、僕にはそれを覆せるだけのものがあるという自信があります。 学歴、職業だけでなく、自分で言うのも気が引けますが、優しさ、真面目さ、探求心、1つのことを掘り下げる集中力 （これがあるからこそ、ピアノ・ショパンは趣味でありながら、これだけの知識と技術を獲得できたのだと思いますし、 2つの学歴と今の職業も手に入れられたのだと思います）など、人間の中身を磨くための努力は人一倍しているという自負があります。 見た目の若さについても、僕は年齢よりも上に見られたことは一度もありませんし、10歳以上若く見られることもあったほどです。

またDさんとXさんは「女性の年齢、学歴、出身地などに拘らない方は、お見合いに成立しています。」と書いていましたが、 このような僕が自分と同じくらいの年齢、高卒で出身地はどこでもよいというくらいに、 条件を緩めるべきだと皆さんは思いますか？ （僕はこの時点で49歳、東大卒、筑波大卒の医師で、年収1500万円、真面目・研究熱心で性格は至って温厚です。 疾患もありませんし、特殊な宗教など何もないごく普通の一般人です）。 インターネットの記事やYouTubeの動画の内容を僕の場合に当てはめれば、 （自分で言うのも気が引けますが）婚活市場に全く残っていないような希少物件であることは間違いないと思います。 僕がこの年齢までこのような希少物件として婚活市場に残ってしまった理由は、 僕も初めは分からなかったのですが、この後、この連載を読み進めていけば徐々に明らかになってくると思います。

ともかく、DさんとXさんのメールの内容は、いかにも僕がダメ医者・ダメ人間であるかのように誤解させる内容ですので、 決してそうではない、むしろ逆であるということをここでは伝える必要があると考えました。

フェリーチェ担当Dさんとアヴェニュー担当Xさんは何者なのか？
こうしてフェリーチェ担当Dさんとアヴェニュー担当Xさんが同一人物であるという事実を突き止めたわけですが、 そうなると、この2人は一体何者なのか、という疑問が浮上してきます。 DさんがXさんに成りすましているのか、XさんがDさんに成りすましているのか、 あるいはDさんでもXさんでもない何者かがDさんとXさんに成りすまして1人2役を演じているのか、 そもそもDさんもXさんも実在しない架空の人物なのか、色々な可能性が考えられますが、 アヴェニューのXさんは公式サイトで顔写真も掲載されている方ですので、少なくともXさんは実在する人間 あるいはその成りすましと考えられます。ただDさんについては公式サイトに掲載されている同姓のコーディネーターとは 明らかに別人であり、実在する人間であるという保証は全くありません。 少なくとも僕がメールでやり取りをしていたDさんを名乗る人物とXさんを名乗る人物が同一人物であることだけは確かで、 そのうち少なくとも1人は成りすましであるというのが、論理学的に演繹的に導かれる結論となります。

ここまで来て、僕が大犯罪に巻き込まれていることを自覚せざるを得なくなりましたが、 一体誰が何のために、という、犯行の主体と動機は釈然としませんでした。 少なくとも僕は結婚相談所プライムマリッジから恨みを買うような言動は全くしていませんし、 そもそもこれまでのそこそこ長い人生の中で他人から生涯の恨みを買うような出来事を起こしたことはないと言い切れます。 これまで罪を犯したことも犯罪に巻き込まれたこともない、善良な無辜の民です。 僕を知る人には分かり切ったことですが、読者のためにあえて付け加えさせていただきました。

この話については経過の説明を終えた後、振り返って分析したいと思います。

次はアヴェニューで成立した7件のお見合いの様子をお話ししていきますが、 お見合いをしていく中でさらに奇妙で不可解な出来事が次々に起こることになりました。 恐ろしいことに、お見合い相手の中にも明らかな成りすましがいました。

続きは次回、婚活事件簿〜アヴェニューお見合い相手成りすましに続く。

更新：2023年2月12日

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